大分の別府に、『地獄』があるのを知っていますか?
『地獄』といっても、見た目が禍々しいだけで、被害はありません。入るための温泉ではなく、観光用の温泉になっています。
今回はそんな、大分にある『べっぷ地獄めぐり』をご紹介します。
べっぷ地獄めぐりとは?
昔、噴気・熱泥・熱湯があった場所は、「地獄」と呼ばれていました。
そのことから、地獄めぐりのある地域・鉄輪では、今でもその名残が残っています。
地獄は全部で7つありますが、そのうちの4つが国の名勝(日本における文化財の一つで、芸術上、又は鑑賞上、価値が高い土地)に指定されています。
どんな”地獄”があるの?【オススメ地獄3選】
大分・別府には7つの地獄がありますが、今回は3つをピックアップしてご紹介します。行って体感してほしいので、紹介は短めになっています。
詳細はご自身の目で確かめてみてください!
【オススメ地獄1】血のように真っ赤!「血の池地獄」
血の池地獄は日本最古とされる地獄で、赤い熱泥が噴出することで、池を赤く染め上げています。足湯があり、冷えた体を温めることができます。
【オススメ地獄2】コバルトブルーの「海地獄」

別府の地獄の中で、最も大きな地獄。一見、地獄には見えないほどの美しさですが、泉温は98度と、かなりの高温です。
こちらには足湯に加えて、オシャレなカフェやお土産物屋さん、小学生(約20㎏くらい)が乗ることができる大鬼蓮(はす)などがあり、一番見どころが豊富な場所でした。
【オススメ地獄3】ワニがいっぱい「鬼山地獄」

別名「ワニ地獄」とも呼ばれている、約80頭ものワニがいる地獄です。暑い気候を好むワニは、とても気持ちよさそうに地獄に使っていました。
不定期で餌やりも行われているようで、見られた人はラッキーですね!
また、私が行った時には、子ワニの展示もされており、「この可愛いワニたちが、あの獰猛な姿に変わってしまうのか…」と驚きました。
場所・値段など
各地獄には無料駐車場があり、車で行った場合でも駐車料金の心配はいりません。
”おおいたサイクルシェア”というサービスもあり、「電車で来たけど歩いて回るのがしんどい」という方には、こちらが便利です。(各地獄はそこまで離れているわけではないので、歩いても十分に回れます。)
個々の地獄で入場料を払うのではなく、共通のチケットを購入する形です。共通チケットの値段は2000円で、7つの地獄をすべて回ることのできるチケットがついています。
公式のホームページには、10%安くなる割引クーポンがありますので、こちらをお使いください!
何か所かに足湯があるので、タオルを持参することをおすすめします!(200円で購入することも可能。お土産物屋さんで、好きなデザインのタオルを買うのもいいですね。)
行った時は雨でしたが、雨でも楽しめるスポットでした。大分に行かれる際はぜひ行ってみてくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました!